第23話:身体の変化【18禁】

作:おしろい花さん


-From 22-
 ルルを抱いた俺がたどり着いたのは、1件の家。
 だが、それは「家」というにはもったいないほどだった。
 しいて言うなら、「お屋敷」だな。
 ステンドグラスの窓が日の光を浴びている。
 「おい……ガウリイ……」
 俺の腕にいるルルが話しかけた。
 「お前なあ……もうちょっと女らしいしゃべり方できないのか……?」
 「そんなことはどうでもいい。それより、お前はここがどこか知ってるのか?」
 「ルルの家」
 俺に問いかけるルルに、即答した。
 「まあ、性格には『元』ゼルの家、だな。はっはっは」
 「はっはっは、じゃないっ!どこぞのゴキブリ魔族のような笑い方をするな!それより、何でお前が俺の家なんかを知ってるんだ!」
 「そりゃあ知ってるさ。お前のことなら何でも、な」
 言うと、俺はルルを抱きかかえたまま家の中に入り、寝室のベッドの上にルルを押し倒した。
 ゆっくりとその服を脱がす。
 「ガウリイ…?」
 ルルが何か問いかけるより早く。
 俺はルルの唇を奪っていた。
 「んっ……」
 ゆっくりと、舌を動かす。最初はじたばたしていたルルも、抵抗をやめていた。
 「ルル……」
 俺の手は無意識にルルの胸へと向かっていた。俺はルルの桃色の乳首を軽くつまんだ。
 「あっ……はぁ……ん……」
 いつもは聞かせてくれないような甘い声が漏れる。
 「ルル、すっごく可愛いぞ☆」
 語尾に星マークなんかをつけて誤魔化してみたが、もちろんそんなことでルルが許してくれるはずがない。
 「ガウリイ……お前……後で必ずしばき倒すからな……」
 「そりゃあ大変。んじゃ、しばき倒される前に楽しんどかないとな」
 我ながらなかなかいいことを言ったと思う。
 俺はルルの下半身に手を伸ばす。
 股間を探ったが、男の印である「アレ」がない。
 その代わり、女の象徴である小さな突起物が股間にちょこんとあった。
 「やれやれ……女らしくなったのは胸だけだと思ってたが……どうやら本当に女になっちまったようだな……」
 「おいっ!ちょっと待て!そりゃどういう意味だ!?」
 ルルのツッコミは無視し、俺はその突起物を優しく撫でた。
 「……あっ……はぁ……ん……」
 うーん……今まで男(ゼル)しか抱いたことなかったから、女の体はちょっとやりづらいなあ……。
 そんなことを思いながら、俺がある場所を探り当てると、ルルの身体がびくっと震えた。
 「ん……あっ……」
 「ルル……ひょっとして、ここが感じるのか?」
 耳元でささやき、右手で乳首、左手で突起物をいじくる。
 「んっ……はぁっ……あ、あんっ……」
 もはやルルの顔には、あの「クールで冷静沈着な自称残酷な魔剣士」だったゼルガディスの面影は全然感じられなかった。それどころか、今のルルは、少し触っただけでも感じてしまう、敏感で押しに弱い美少女。
 「あ、あんっ……くっ、はぁっ……!」
 今までよりも大きくルルの身体が震え、ルルは身体の力が抜けたように、へなへなとベッドへ倒れ込んだ。どうやら今のでイッたようである。
 「ルル……?」
 俺は、そのときのルルの表情に、思わず欲情してしまうほど魅了されてしまった。

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