-From 13-
「ちょっと待て!此処で戦るとゼルを巻き込むぞ!!」
ガウリイが言う。
「そーですねぇ…でも、まぁ、大丈夫じゃありませんか?」
と、ゼロス。そこへ、アメリアとリナが口をはさむ。
「ゼルガディスさんは3分の1はゴーレムですから、大丈夫ですよ。きっと。」
「確かに、魔族の攻撃や光の剣ぐらいじゃゼルは死なないわよ、多分。」
「誰か俺の心配をしムゴゴッ!?」
珍しく嘆くゼルに冷静にさるぐつわを噛ませながら言うアメリア。
「ま、そこまでゼルガディスさんが言うなら仕方ありませんね。じゃあ、
神経衰弱でどうですか?」
「おお!!アメリア冴えてるぅーっ!!」
「じゃ、異議も無いみたいだし、神経衰弱で決着をつけよう、ゼロス!!」
「負けませんよ、ガウリイさん!!」
「モガフゴフゴッ」
かくて、ゼルの意見は無視で、神経衰弱で決着をつける事になったのであった。
-To ゼルガディス誘拐!?-
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