作:風水鳥さん
これが「愛」かどうかなんて、自分にだって判らない。 だが、この甘苦しい感情がそうだというならば、きっと自分はガウリイを「愛」しているのだろう。 もしもガウリイにとって、この関係が単なるじゃれ合いのようなものだったとしても、最早自分には手放せないものになっているのだから。 ならば彼は… 彼はどうなのだろう? そんなことを考えている間にも、すでに馴染んだガウリイの掌の感触がゼルガディスの体中を服の上から愛撫してくる。キスをかさね、答えながら、思考が霧散していくのを感じる。
RELAY.CGI V1.0r4