-From 49-
ゼルガディスが手に取ったのは、リンゴだった。
「じゃぁ、リナさんにほかのを返してきますね。」
と、アメリアは扉を閉めてリナの部屋へと向かった。
ゼルガディスはリンゴを一口かじる。
「………甘いな………」
と、ゼルガディスは言う。リンゴの甘酸っぱい味とは微妙に違う蜂蜜のように甘い味だった。
「……まぁ、いいが。」
と、ゼルガディスはリンゴを食べ終えると書物を読み出した。
「ゼルガディスさんはリンゴを食べましたか。」
と、ゼロスはつぶやくとごそごそと持ってきていた袋を開ける。
その中の、いろいろな道具を見てゼロスは普段浮かべている笑みとは違う瞳を開いた笑みを浮かべた。
それを見ていたリナは思わず十字架を斬ったのだった。
漆黒の闇色に染まった深夜。リナもガウリィもアメリアも眠っている。
そんな中で、ゼルガディスは体の異変に気づいていた。
「……ん……熱い……。」
思わず首元をゆるめるが、潤んだ瞳と乱れた吐息が収まることはない。
「色っぽいですねv
ゼルガディスさんv」
と、後ろから抱きついてきたのはゼロスだった。
普段なら、殴りついたりするのだが抱きつかれたゼルガディスが発した言葉は別の物だった。
「あ……あん。ぜ……ゼロス……。」
と、甘い声で切れ切れにしか言葉が出ない。
「ふふふ。どうしました。ゼルディスさんv」
と、ゼロスは耳元でつぶやく。
その吐息が耳にかかり
「ひゃ、ひゃぁん」
と、声を出すゼルガディス。
そのゼルガディスにゼロスは唇を重ねる。
舌を入れる濃厚なキス。
そして、長いキスの後にはゼルガディスはすでに腰砕けだった。
ゼロスはクスクスと笑いながら
「どうですか、媚薬効果のある果実は」
と、耳元でさらにつぶやく。
「び、……びや……く。」
と、赤く潤んだ目で見つめながら言うゼルガディスに笑みを浮かべたまま
「カサート山脈の奥深くの洞窟にのみとれる媚薬の果実です。
見た目は林檎そっくりですけど、正真正銘媚薬効果があるんですよ。
まぁ、知っているのは魔族のほかに竜族やエルフや神族しか知らないんですよね。
とれるのは魔族だけですしね。」
と、言いながらゼルガディスのはだけた首もとに手を入れて胸の突起物をいじり始める。
「な、……なんで……。それを………アメリ……アが……。
ひゃぁん。うふ……ひぃや………そこは、だめぇぇ」
途中から質問があえぎ声になっている。
「なんで、って。
リナさんにちょっと頼んだんですよ。少々高くつきましたけど……。」
と、ゼロスは言うとゼルガディスの両腕を買ったばかりの手錠で拘束する。
「乱れ具合はちょっと強力な魔法薬に比べると落ちますけど……普通のよりは十分乱れますよ。
それに何より………。」
と、ゼロスは笑みを浮かべながらゼロスはベットにゼルガディスを横たわらせた。
ゼルガディスはゼロスを熱でうなされたような目で見ると、そこには普段見せない紫色の瞳を見せたゼロスが獣のような雰囲気を出しながら舌なめずりをしていた。
「ゼルガディスさん。たっぷり楽しませてあげますよ。
赤い果実よりも甘い甘い快楽に落としてあげますよ。
人間がけして打ち勝つことができない快楽の地獄にね。」
と、言ってゼロスは手始めにと乳首をまたいじり始めたのだった。
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