-From 27-
あたし達が走り始めてから5分後。
「・・・案外早く見つかったわね・・・。」
「そうですね・・・リナさん・・・。」
「リナ、アメリアなんでそんなに暗い顔してんだ?あっ!もしかして‘あの日’か!」
どげしぃっ!あたしの蹴りがガウリィの顎にクリーンヒットした!ガウリィ失神
「それしかネタないのかい!あんたは!ってゆーかあんたらが「あっちからゼルの匂いが!」だとか「こっちからゼルの悲鳴が!」だとか言って見つかったんだから、あんたらにたいして失望してんのよ!まったく・・・」
「リナさん!漫才なんかしてる暇があるなら早く僕のゼルガディスさんを助けに行きましょうよ!」
「行きましょったってあんた・・・見てみなさいよ!コレ!まるでハ●ルの動く城並の大きさじゃない!」
「リナさん!それ言っちゃ駄目ですよ!」
「あ、そ、そうね・・じゃあ・・まるで要塞じゃないの!」
「Okです!」
「で!ゼロス!あんたはあの要塞に入る手段があると言いたいの?」
「あるにきまってるじゃないですか!こういうのはたいていハリボテなんですよ!見ててください!」
ゼロスは杖をかまえてまるで棒高跳びの選手のように走っていく!
「え〜〜い!」どかぁっ!ゼロスは棒高跳びの選手のように飛び上がり、要塞に蹴りをかます!!
ぐわっしゃぁぁん
「あ・・・くずれた・・・。」
「リナさんどうしますか?ゼロスさん下敷きになっちゃいましたけど。」
「しゃあないか・・・アメリア、あんたはガウリィを起こして、あたしはゼロスを発掘しに行くわ。」
「発掘って・・・は、はい・・わかりました。」
なんかアメリアが言ってるけど気にしなーい
で、あたしはとりあえず事故現場へ
「ゼロス〜生きてる〜」
「ぶはぁっ!」
がばぁっ!といきなり瓦礫の山からゼロスがでてきた!
「ゾンビか!あんたは!」
「ゾンビじゃないです!それよりリナさん!あれを!」
ゼロスが指さすその先には!
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