第33話:第1話「祖父と孫」

作:古の賢者さん


-From 1-
ある日の午後、 ゼルガディスは 服の裾から短剣 を取り出し、 眺めていた。 「ダークスター が造り出した 光の剣と匹敵 するこの神魔の 短剣…」 「神魔戦争の 遺品の一つ 神魔の短剣… 禁断の武器… 各国の国王が 全財産を投げ出してまでも欲しがっている……… 伝説の武器」 「ゼ、ゼロス」 ゼルガディスが 声のある方へ 振向くとそこには 一人の魔族が… ゼルガディスは 短剣を鞘から抜きゼロスに突き刺した。 「何故、お前が 此処に居る? お前は許可を 得て入った のか!!?」 「貰いましたよ 魔道士エリスと赤法師レゾに」 「何故、此処 に居る? 何しに来た? 何処から湧い て来た? 何を企んで いる?」 ゼロスはゼルガディスの問い掛けには答えず、ゼルガディスの手首を掴んで、大樹に押し付けた。 「そんなに、 僕の事が知 りたいんで すか!? 」 「それは、 どーゆ…」 ゼルガディスが 言い終わる前に ゼロスは ゼルガディスの 唇に自分の唇を 重ね舌を侵入させた…。 「はぁ……ふぅ …あぁ…」 深いキスが 終わるとゼロスは ゼルガディスの ズボンに手を 突っ込んだ。 「 おいっゼロス やめ…」 ゼロスは下着の 上から愛撫を した、 ゼルガディスは ゼロスに与え られる、感覚に 身体を捩り、 震わせた。 「はぁ、はぁ… うぅん…あぅ ……はぁ…」 そこへ、レゾが 現れた。 「どうですか? 獣神官ゼロス 私が、 ゼルガディス の食事に混ぜ た媚薬は?」 「び、媚薬?」 ゼルガディス はレゾの方を 見て言った。 「ええ、そうです 貴方が最近、 素直に従わない ので、さぁ、 ゼルガディス こちらへ私が 貴方の身体を誉めてあげます」 「お前は…… 係累でも関係 なしに男女 見境なしに 誰でも抱く のか?」 ゼルガディスの問い掛けにレゾはゼルガディスに 舐めるような視線を向け言う。 「それは違います 私は貴方が好きで愛しているから 貴方を毎日毎晩 抱くんです」 「じゃあ、 あんたは俺 が女でも 俺を抱いて たのか?」 「…では、貴方 は、どうして 私に沢山問い 掛けるんです か?」 「それは、俺が あんたの事で 不安になるか らだ」 「では、それは どーゆ意味 ですか?」 レゾは ゼルガディスの 気持ちを知り つつも問う。 「俺はあんたが ……………」 「その…… あんたが… スキなんだ…」 「では、 ゼルガディス 態度で表しな さい」 レゾは ゼルガディスに 無謀な事を言った。 ゼルガディスは 少し紅くなり レゾの唇にキス をした。 唇を離そうっと した、レゾは ゼルガディスの 離さないように ゼルガディスの 身体を押さえ、 ゼルガディスの 口内に舌を侵入させた。

-To 第2話「レゾVSレゾ?」-

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